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2010年02月01日

関の里山で養蜂 ニホンミツバチ巣箱オーナー 生物多様性会議 COP10 読売新聞

岐阜県関市で巣箱のオーナー制度が設けられるそうです。

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関の里山で養蜂 ニホンミツバチ巣箱オーナー 生物多様性会議 COP10 読売新聞

http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/100129_1.htm

日本固有種のニホンミツバチのことを知ってもらおうと、岐阜県関市の自然保護団体が巣箱のオーナー制度を設け、同市板取地区の里山で30日、巣箱作りをする。

秋にはハチミツを収穫する計画だ。養蜂ではほとんど使われないニホンミツバチだが、昨年、農作物の授粉に使うセイヨウミツバチが全国的に不足する事態となり、にわかにクローズアップされてきた。

巣箱作りは、自然保護などに取り組む「岐阜・美濃生態系研究会」(三輪芳明会長)が呼びかけた。約50人のオーナーが、専門家のアドバイスを受けながら、巣箱を設置する。

ニホンミツバチはトチなど木の空洞に巣を作る習性があるため、トチの木が多い同地区を選んだ。巣は縦に長いのが特徴で、巣箱をいくつも積み上げる。

(以下略)

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posted by mituro36 at 23:04| Comment(0) | 日本蜜蜂のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

ニホンミツバチが日本の農業を救う

ニホンミツバチが日本の農業を救う
ニホンミツバチが日本の農業を救う


内容(「BOOK」データベースより)
日本の自然を太古から守ってきた野生種ニホンミツバチ。その不思議と底力を、飼育歴20年の著者が伝える。


コメント

週刊ダイヤモンドでも紹介された人気のある本です。

日本ミツバチの性質や、著者の活動について一通り触れています。

しかし、飼育の方法については体系的に書かれていません。

飼育のために読むなら、他の本のほうが役に立ちます。

また、日本蜜蜂がなぜ日本の農業を救うのかについても、具体的には書かれていないので注意してください。
posted by mituro36 at 21:44| Comment(0) | 日本蜜蜂の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月03日

日本蜜蜂を販売しているところはありませんか?

質問

日本蜜蜂は、養蜂場では買えないと聞きました。

しかし、捕獲するのは大変そうです。すぐに飼育したいのですが、本当に販売しているところはないのでしょうか?


回答

日本蜜蜂を販売しているところは、探せば見つかると思います。

ただ、売切れや予約状態になっていることが多いですね。

時期は、5月から9月くらいに販売されることが多いです。

価格は、1群で巣箱もついて3から7万円です。

宅配ではなく、引き取りを依頼されることが多いようです。



ただ、日本蜜蜂はすぐに逃亡してしまうという悪い性質を持っています。

飼育にたけた人でも、数十%は逃亡してしまうのではないでしょうか?

初心者は、日本蜜蜂の性質をよくわかっていないので、さらに逃亡の可能性が大きくなります。

この部分は注意してください。


販売しているかたのサポートが十分であれば、逃亡の可能性が低くなったり、逃亡した際に無償で提供してくれる可能性もあります。

しかし、現段階では販売した後に面倒を見てくれる販売者は少ないようです。


私も、逃亡の問題があるので、日本蜜蜂自体の販売はしておりません。


1群でうまく飼育ができればいいのですが、そうはうまくいかないと思います。

2群目を買う必要も出てくるかもしれません。

ここまで来ると、セイヨウミツバチとコストは変わらなくなるので、購入するならいっそのことセイヨウミツバチのほうがよいのではないでしょうか?

セイヨウミツバチの場合は、養蜂道具と蜜蜂の群がセットで20万円程度で買えるようです。


日本蜜蜂は、自分で巣箱を作り、捕獲し、はちみつを採るという過程に面白みがあると思います。

捕獲は確かに大変です。

巣箱を作り、蜜蝋を塗り、金稜辺を栽培し…

ですが、そこに面白みがあるのだと思います。


長くなりましたが、結論です。

日本蜜蜂の群を購入することは可能です。しかし、十分なサポートを受けることができる場合以外は、あまりおススメしません。
posted by mituro36 at 00:10| Comment(0) | Q&A 日本蜜蜂の捕獲関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本蜜蜂は北海道にも生息していますか?

質問

わたしは東京に住んでいますが、北海道で母方の実家の土地が空いていて、これから野菜を植えたり、趣味程度で日本蜜蜂の飼育を始めたいと思っています.

HPやサイトなどで、北海道には居ないというのを目にしましたが,本当にニホンミツバチは北海道にはいないのでしょうか?


回答

北海道と沖縄では生息が確認されていないとされています.

参考 http://homepage3.nifty.com/jhb/bunpu.htm

ひょっとしたらいるかもしれませんが…
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たんぽぽの蜜を集めるセイヨウミツバチ



たんぽぽの蜜を集めるセイヨウミツバチの動画です。

ミツバチがどのように蜜を集めるのかがよくわかります。

少し音が大きいので注意してください。
posted by mituro36 at 23:09| Comment(0) | 動画:セイヨウミツバチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニホンミツバチの8の字ダンス




ミツバチは、ダンスによって花の場所、水源の場所、新しい巣の場所を伝達します。

巣枠式の巣箱や、開放巣では簡単に観察することができます。

ミツバチのダンスについては、ウィキペディアを参照してください。

ウィキペディア ミツバチのダンス
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2010年02月04日

ニホンミツバチの飼育法と生態

ニホンミツバチの飼育法と生態
ニホンミツバチの飼育法と生態

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、ニホンミツバチの「養蜂」を目的にしており、『ミツバチ科学』に連載した内容に加筆修正をくわえてまとめています。さらに入手の容易なセイヨウミツバチを用いてミツバチ飼育を開始する際の、基礎的な飼育法についても付記しました。

特に、『ニホンミツバチ誌』、『ニホンミツバチ 北限のApis cerana』で、あまりふれられなかったニホンミツバチとセイヨウミツバチとの形態・生理、行動・生態などの比較についても、これまでの文献や実験データから記述しました。


コメント

飼育法に関しては、セイヨウミツバチ用の巣箱を改造した近代的な巣枠式巣箱について紹介されています。

日本の様々な地域で伝統的に行われている日本蜜蜂の養蜂の紹介がされています。

紹介されている地域は、福島県、長野、京都、紀伊半島(和歌山県)、愛媛県、西中国山地、山口県、対馬(長崎県)です。

地域によって巣箱や飼育法が違うため、参考になります。

また、セイヨウミツバチとニホンミツバチの性質の違いについてや、世界のミツバチについても紹介されています。


ただ、初心者が初めて買う本としては、おススメできません。

それは、飼育法自体の記述が少ないためです。

全部で135ページですが、上で述べたような伝統的養蜂の紹介などに多くのページが割かれています。

より知識を深めるための本としては、良い本だと思います。
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2010年02月05日

都市部でもニホンミツバチは飼育できますか?

質問
名古屋の中心部に住んでいます。

都会にも、日本蜜蜂は生息しているでしょうか?


回答

日本蜜蜂は、都市部で増加しているそうです。

理由としては、都市部には、天敵であるクマとオオスズメバチの生息が少ないことが挙げられます。

オオスズメバチは、土の中に巣を作りますが、都市部では緑が少なく、舗装もされていますので、営巣場所がありません。

また、巣を作ってもすぐに駆除されてしまいます。

こういった理由から、オオスズメバチの生息が少ないのです。


次に、餌が豊富であることが挙げられます。

都市部は、様々な花が植えられています。以外に餌は多いのです。


銀座ミツバチ物語―美味しい景観づくりのススメという本によると、東京の都心部でも日本蜜蜂の分蜂群がみられるそうです。

また、2008年には、京都で信号に固まったニホンミツバチの分蜂群がニュースになりました。

他にも大阪市の西成区で日本蜜蜂を飼育している方もいます。


このように、都市部でも捕獲の可能性は十分にあります。


しかし、都市部では住宅が密集しており、トラブルになりやすいので飼育はおススメしません。

大阪では、住宅地でニホンミツバチを飼育して、警察のお世話になった方もいるそうですし。


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「市街地でニホンミツバチ増加」の謎

http://www.news.janjan.jp/living/0606/0606085730/1.php

 日本にいるミツバチの多くは、明治時代に蜂蜜生産のために移入され養蜂家によって飼育されているセイヨウミツバチである。

在来種であるニホンミツバチは「森のミツバチ」とも呼ばれ、古代から日本の野山に生きている。蜜を集める量が少なく養蜂業には向かないニホンミツバチを飼っているのは、ごく少数の専門業者か趣味的に飼っている人々だけである。

しかし、ここ数年ニホンミツバチが市街地に巣を作ったり人家に出没して行政にも駆除の相談が増えているらしい。

以下略 リンクをクリックしてご覧ください。

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ミツバチが赤信号隠す…約1時間後に駆除 京都

毎年春になると、日本蜜蜂の分蜂群れが各地で駆除されています。

信号に集まるのもいるみたいで、ニュースになっています。

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ミツバチが赤信号隠す…約1時間後に駆除 京都
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200804/24/soci210093.html

23日午前9時ごろ、京都市南区上鳥羽鍋ケ淵町の交差点で、信号機にハチが群がっているのを通行人が見つけ、110番した。南署員が駆けつけると、多数のミツバチが赤信号の部分だけに群がり、赤が見えなくなっていた。京都市では昨年5月、中心街でミツバチが青信号だけに群がる騒ぎがあった。

 大阪府営箕面公園昆虫館の非常勤嘱託職員、沢田義弘さんは「春はミツバチが巣分かれをする時期。ミツバチは赤がほとんど見えず、移動中の女王バチが偶然赤信号に休み、ほかのハチが群がったのだろう」と話している。業者が約1時間後にミツバチを器具で吸い取り、駆除された。


[ 2008年4月24日付 ]

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2010年02月10日

ニホンミツバチ―北限のApis cerana

ニホンミツバチ―北限のApis cerana
ニホンミツバチ―北限のApis cerana

コメント

amazon.co.jpでは、常に品切れ気味です。

定価が約3000円ですが、それくらいの価値はあります。

カラ―写真がたくさん紹介されています。

質がとても高いのでニホンミツバチの生態を知ることに非常に役に立つと思います。

ニホンミツバチを飼育している人でも、見たこともないような写真がたくさん載っています。

お勧めの本です。
posted by mituro36 at 00:56| Comment(0) | 日本蜜蜂の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする