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2010年05月05日

日本蜜蜂の巣箱の設置場所2

○質問

巣箱は沢山あった方が確立が上がるのは以前のQ&Aでわかりました。

巣箱はどのくらい設置すればよいですか?

沢山、例えば10セットの巣箱があったとします。

一つの畑に10個設置すればよいのでしょうか?それとも、10個を個々の離れた場所へ設置するのですか?

巣箱と巣箱の間隔はどれ位離せばよいのかわかりません。


○回答

数百メートル以上離れた場所に設置したほうが確率は上がります。

巣箱を1つだけ置くのと、並べて2つ置くのでは、ほとんど割合は変わらないと思います。

なぜなら、その巣箱の環境(日照条件、風、方角などなど)がほとんど同じだからです。


最低でも10メートルほど離してください。


理想は、数百メートル離すことです。

1か所に10個巣箱を設置しても、その周辺にニホンミツバチが生息していなければ、確率は0%です。

広い範囲に分布させないと、巣箱の設置数を増やすことによる捕獲確率は望めません。


多くの巣箱がある中で、捕獲できた巣箱は、捕獲の絶好のポイントの可能性が高いです。

その場所で何度も捕獲できる可能性があります。

捕獲できた箱は、夕方になったら飼育場所に移動させてください。

そして、新しく空の巣箱を設置しましょう。

日本蜜蜂は、1年に何度も同じ場所で捕獲できます。


次の年も、同じ場所に巣箱を設置してください。

この作業を何年も繰り返していくと、捕獲に適した場所が経験からわかるようになり、捕獲の確率が上がります。


関連Q&A

捕獲箱を設置しました。

posted by mituro36 at 23:42| Comment(0) | Q&A 日本蜜蜂の捕獲関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月06日

日本蜜蜂の飼育を始めよう!サンプル号

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はじめまして、発行人のmituro36です。
ついにメルマガを発行することになりました。拙い文章でお見苦しいところが
あるかも知れませんが、よろしくお願いします。

サンプル号のメニューはコチラです。

■日本蜜蜂って?
■編集後記

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■日本蜜蜂って?
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日本蜜蜂ってご存知ですか?

日本蜜蜂は、日本に昔から住んでいる在来種のミツバチです。

実は、養蜂場で飼われているミツバチは、ほとんどすべてがセイヨウミツバチなんです。

明治時代に、はちみつがたくさん採れるという理由で、セイヨウミツバチが輸入されました。

そのため、日本蜜蜂のはちみつは、普通に生活していても、出会うことはできません。

ネットで検索したり、はちみつ専門店を訪ねたり…

はちみつ専門店でも中々売っていません。私はわざわざ東京の銀座まで行って、ようやく見つけることができました。


プロの養蜂家には見捨てられた日本蜜蜂ですが、趣味で飼うのにおススメです。

日本蜜蜂は、確かにはちみつが採れる量は劣ります。

しかし、年間5キロ程度は採れるので、自家消費には十分です。

他にも、いろいろメリットがあります。


1つ目は、大人しい性格で攻撃性が低いことです。

日本蜜蜂を指でつついてみたので、よければ次の動画をご覧になってください。

http://www.youtube.com/watch?v=Ea24iO4qnr4
(条件が悪いと刺されますので、まねしないでください)

あんまり刺されないので、家の近くで飼育しても比較的安心です。


2つ目は、群がタダで手に入ることです。

日本蜜蜂は、今も野生に生息しています。小鳥の巣箱のように、日本蜜蜂用の巣箱を設置しておいて、引っ越してもらうことで捕獲できます。

巣箱さえあれば、ただなんです。

日本蜜蜂は、住居やお墓に勝手に巣を作ることもよくあります。

セイヨウミツバチは、だいたい群や養蜂具一式で20万円かかるので、日本蜜蜂はかなりお得です。


3つ目は、養蜂に薬を使わなくてもよいことです。

日本蜜蜂は、病気に強いため、薬を使わずに飼育できます。安心です。


ここでは簡単に3つの利点を紹介しましたが、日本蜜蜂にしかない魅力はまだまだあります。

先ほど日本蜜蜂は野生の群を捕まえることができると書きました。これも大きな魅力です。

日本蜜蜂の本格的な捕獲シーズンは、春です。

それまでに、しっかり準備する必要があります。

来春までの1年間、毎週日本蜜蜂の捕獲に役立つ情報を発信していきます。

一緒にがんばりましょう!
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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回号まで待ち切れない方は、次で勉強してみてください。

日本蜜蜂の飼育の様子をHPで紹介しています。

週末養蜂家のニホンミツバチのおいしいはちみつ
http://foodpia.geocities.jp/mituro36/index.html

ご感想・ご意見は、お気軽にご連絡くださいね♪
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日本蜜蜂の飼育を始めよう! 第一号 日本蜜蜂はどこにいる?

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はじめまして、発行人のmituro36です。
今回は、日本蜜蜂ってどこに住んでいるのかについて説明します。

第一号のメニューはコチラです。

■日本蜜蜂はどこにいる?
■編集後記

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■日本蜜蜂はどこにいる?
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「日本蜜蜂ってどこにいるのかなぁ。絶滅が危惧されているらしいから、相当山奥に行かないといないのかなぁ。」

と思っている方も多いかもしれません。

日本蜜蜂は、もともと、北海道と沖縄には生息していません。

しかし、それ以外の地域なら、どこにでもいます。


田中淳夫さんの著書「銀座ミツバチ物語」には、東京の都心部でも日本蜜蜂がたくさん住んでいることが紹介されています。

また、菅原道夫先生の著書「ミツバチ学」には、大阪のど真ん中、梅田の高架下に作られた巣が紹介されています。

都市部には天敵のスズメバチが少ないことや、花壇などに花が豊富にあるため、意外と快適な環境のようです。

都市部で日本蜜蜂を飼育している人は少ないかもしれませんが、野生の巣(自然巣)がたくさんあるのです。

都市部で飼育することは場所の確保などで少々難しいかもしれませんが、自然巣を見つけて観察することなら十分にできます。


田舎なら、もちろん日本蜜蜂はたくさんいます。

天井裏、お墓、壁の中に巣が作られていることがよくあります。

飼育されている方もたくさんおられます。住宅地でなければ、日本蜜蜂の飼育にチャレンジすることができますよ!



次回は、日本蜜蜂の巣の探し方を紹介します。

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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回号まで待ち切れない方は、次で勉強してみてください。

有名な菅原 道夫先生のHPです。

ニホンミツバチ
http://homepage3.nifty.com/jhb/

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2010年05月07日

捕獲した分蜂群に女王蜂がいることをどうやって確かめたらよいでしょうか?

質問

5月4日の夕方、幸運にも、庭先に置いておいたキンリョウヘンに蜂群が集まり、 うまく巣箱に入れることができました。
 
その後、5日、6日と巣箱から出たり、入ったりしており、逃げ出す様子はありません。

このような場合、女王蜂は群れの中にいると見ていいのでしょうか。


回答

どのくらいの数が出入りしているのか分かりませんが、2日間連続的に出入りしているため、女王蜂がいるはずです。

雄蜂がいたり、日本蜜蜂が花粉を持ち帰ってきていれば、確実に中に住んでいます。



反対に、日本蜜蜂が巣箱から出入りしていても、中に巣を作っていないこともあります。

このような現象は、分蜂の時期に起こります。

巣の場所を探す「探索蜂」は、実際に巣箱の中に入って、内部の様子をチェックします。

探索蜂は、数匹巣を出入りすることがあります。

探索蜂が出入りする様子を見て、分蜂群が住み着いたと間違えてしまうことがあります。
posted by mituro36 at 22:47| Comment(0) | Q&A 日本蜜蜂の捕獲関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

捕獲箱に出入りしている日本蜜蜂を見つけました。

質問

巣箱の横に、金稜辺(キンリョウヘン)をセットして分蜂群れの捕獲を試みています。

金稜辺には、時折数匹の日本蜜蜂がやってきています。

金稜辺に誘引されてやってきた日本蜜蜂が、巣箱の中に入ったり出たりしていることがあります。

しかし、巣を作っている様子はありません。

この日本蜜蜂は、何をやっているのでしょうか?


回答

その日本蜜蜂は、巣箱が新しい住みかとしてふさわしいかのチェックを行っています。

捕獲のために設置した、金稜辺、蜜蝋、はちみつに誘われてやってくる日本蜜蜂には、大きく分けて2種類があります。


1.普通の働き蜂
2.新しい巣箱を探すための「探索蜂」

普通の働き蜂は、蜜蝋の匂いや、金稜辺から発せられるフェロモンに引きつけられてやってきます。

また、はちみつを巣箱に塗った場合は、エサを集めるためにやってきます。

このような「普通」の働き蜂がやってきても、捕獲には直結しません。


捕獲するには、「探索蜂」がやってくる必要があります。

「普通の働き蜂」と、「探索蜂」の最大の違いが、

巣箱の中に入っていくこと

です。(普通の働き蜂も、たまたま入るかもしれませんが。)

探索蜂は、何度も巣箱に出入りして中の様子を確かめます。

このような探索蜂が、群に何匹もいて相談して引っ越し先を決めるそうです。

探索蜂がやってきたということは、分蜂群れが引っ越してくる「候補地」となったわけで、期待大です。

探索蜂が出入りする様子を人間がずっと眺めていたり、巣箱をちょくちょく動かしたりすると、蜜蜂が不安に感じるかもしれないので、そっと見守ってください。
posted by mituro36 at 23:46| Comment(0) | Q&A 日本蜜蜂の捕獲関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(岐阜)「巣別れ」で大忙し ニホンミツバチ 関の養蜂団体

たびたび取り扱われている岐阜県関市の日本蜜蜂の養蜂団体のニュースが読売新聞より配信されています。

今回は、木にとまった分蜂群の捕獲の話題です。

どの地域でも、ゴールデンウィーク前後は分蜂群れの捕獲で大忙しです。

記事からは、金稜辺を使用しているかなどの具体的な部分はわからないので少し残念です。


以下は引用です。

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(岐阜)「巣別れ」で大忙し ニホンミツバチ 関の養蜂団体

(2010年4月28日 読売新聞)
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/cop10/cop100428_2.htm

日本固有種のニホンミツバチを使った養蜂に取り組む関市の自然保護団体「岐阜・美濃生態系研究会」(三輪芳明会長)が、「巣別れ」の作業に追われている。

 巣別れは「分蜂」とも呼ばれ、一つの蜂の巣に複数の女王蜂が誕生すると行われる。新しい女王蜂が働き蜂を引き連れて巣を出て、次の巣が見つかるまで柿の木の幹などに固まる。一つの固まりは約1万匹という。

 同研究会では住民らから「蜂が木に固まっている」という連絡を受けたり、自分たちで探したりしながら、固まった蜂を巣箱に移している。作業は5月の黄金週間前後まで続く。

 ニホンミツバチはアジアに生息するトウヨウミツバチの亜種で九州、本州に広く分布。養蜂で多く使われているセイヨウミツバチよりやや小さく、黒っぽい。同会は約50人のオーナーを募って、ニホンミツバチの養蜂に取り組んでいる。

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posted by mituro36 at 23:53| Comment(0) | 日本蜜蜂のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

日本蜜蜂の飼育を始めよう!第二号 日本蜜蜂の巣を探すには?

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――――――――――――――――――――――――――――― 第二号

はじめまして、発行人のmituro36です。
今回は、日本蜜蜂ってどこに住んでいるのかについて説明します。

第二号のメニューはコチラです。

■日本蜜蜂の巣を探すには?
■編集後記

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■日本蜜蜂の巣を探すには?
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日本蜜蜂の群は、都会、田舎問わずどこにでもいます。

でも、実際に探すとなると大変です。

「そもそも、日本蜜蜂とセイヨウミツバチの区別がつかない。」とおっしゃる方もいると思います。

この点は問題ありません。

セイヨウミツバチは野生化していないので、家の天井裏や壁の中、お墓の中などに作られたミツバチの巣の95%以上が日本蜜蜂です。

*簡単な見分け方は色です。セイヨウミツバチは黄色っぽく、日本蜜蜂は黒っぽいので見分けることができます。
しかし、夏は日本蜜蜂も黄色っぽくなるので見分けにくくなります。厳密な区別は、次のHPを参考にしてください。

ニホンミツバチ  セイヨウミツバチとニホンミツバチ
http://homepage3.nifty.com/jhb/seiyou.htm


日本蜜蜂は、木の洞などに巣を作ります。しかし、このような巣はよく観察しないと見つかりません。

また、家やお墓に作られた巣も、自分で探すのは大変です。

こういうときは、知人や友人の力を借りましょう。

特に、樹木医さんや、庭師さん、大工さんのように普段から屋外で木にかかわる仕事や、いろいろな場所に行っている方に聞くとよいです。

また、日本蜜蜂の駆除の相談は、市役所に行くことが多いので、市役所に知り合いがいる場合は聞いてみると情報が得られるかもしれません。

ただ、この場合はすでに駆除されている可能性が高いです。


自然巣が見つかっても、駆除されにくいのは神社やお寺です。

薬剤を使って殺してしまうのでは、宗教的にあまりよくないので、そのままになっている場合があります。


巣が見つかったら、じっくりと観察してみてください。

日本蜜蜂は、冬以外になら巣に近づいて観察するだけならば刺されることはありません。


また、最近では日本蜜蜂を趣味で飼う方も増えてきました。

mixiやブログなどで、飼育の様子を紹介されている方も多数おられます。

また、最近では日本蜜蜂の飼育団体も各地で設立されています。

連絡を取って、見学を依頼すれば応じてくれるかもしれません。

個別の団体名をここに書くと、団体の方のご迷惑になるかもしれませんので、紹介はしておりません。

ヤフーやGoogleで検索してみてください。

参考までにmixiのコミュニティを紹介します。

mixi コミュニティ ニホンミツバチ(在来種 和蜂)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=702023



次回は、日本蜜蜂の飼育にどのくらいの手間がかかるのかを説明します。

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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

・動画の撮影に挑戦中です!

GWは実家に帰省し、分蜂の動画の撮影にチャレンジしました。

残念ながら、帰省中には撮影できませんでしたが、実家の両親が今後も撮影にチャレンジしてくれています。

素敵な動画が撮れるかもしれません。撮影した動画は、Youtubeにアップしますので、そのお知らせもこのメルマガでお伝えする予定です。


・日本蜜蜂に関する最大の掲示板

日本蜜蜂の飼育者が集まる掲示板をご存知でしょうか?

もしご存じない場合は、ぜひ訪れてみてください。

8ちゃんねる ニホンミツバチの掲示板
http://honeybee-club.com/



・私のブログの更新情報です。

ブログ 日本蜜蜂の飼育入門書の更新情報

記事タイトル 日本蜜蜂の巣箱の設置場所2
http://nihon-mitsubachi.seesaa.net/article/148858171.html


ご感想・ご意見は、お気軽にメールくださいね♪
では、また来週お会いしましょう!!            (mituro36)

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日本蜜蜂の飼育を始めよう! 第三号 日本蜜蜂の飼育に必要な世話って?

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――――――――――――――――――――――――――――― 第三号

はじめまして、発行人のmituro36です。
今回は、日本蜜蜂を飼うときに必要な世話について説明します。

第三号のメニューはコチラです。

■日本蜜蜂の飼育に必要な世話って?
■編集後記

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■日本蜜蜂の飼育に必要な世話って?
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「ミツバチを飼うのって、なんだか大変そう。」

「エサを与えたりしなきゃいけないの?」

など、日本蜜蜂を飼うときにどのくらい手間がかかるのか、あまりイメージできないかもしれません。


日本蜜蜂を飼育するって大変なのでしょうか?


実は、ほとんど世話は必要ありません。

日本蜜蜂は、野生として野山に生息している蜜蜂ですから、人間の手を借りずとも生きていくことができます。

その証拠に、お墓や天井裏に作られた巣は、人間が何もしなくても、しっかり大きくなっていきます。

日本蜜蜂の養蜂では、一生懸命に蜜を集める姿を見守り、必要であれば助けてやるという感じになります。


飼育するだけであれば、人間がやることは、簡単に言うと次の3つです。

1.住居を用意してあげる。(巣箱を作ります)
2.スズメバチが襲ってくるので、守ってあげる。
3.花が少ない時期に、エサの砂糖水やはちみつをあげる。

2、3についても、必ず必要なわけではありません。

日本蜜蜂は、スズメバチへの対抗手段を持っています。

次の動画は、おそらくNHKの番組で、youtubeでかなり再生されている有名な動画です。

Youtube Giant Hornet vs Japanese honeybee
http://www.youtube.com/watch?v=LLWZHg_TjA0



私の父が飼っている日本蜜蜂の中には、家から随分遠い知人宅に巣箱が置かれているものもあります。

日本蜜蜂が逃げたときなどは知人が教えてくれますが、さすがに世話まではしてもらえません。

こういったところは、巣箱の設置以外はほとんど世話をしません。

秋になり、はちみつが貯まったら採蜜をします。

これは極端な例ですが、日本蜜蜂は週末に世話をする程度で十分なのです。

飼育のための時間が取れない方や、飼育場所が遠く、年に何度かしか行けないという場所でも飼育は可能です。

例えば、実家や別荘に巣箱を設置しておいて、秋にはちみつを採りにいくなんてことも可能です。

都会にお住まいの方も、田舎の実家や別荘、知人の家などを利用すれば、十分にチャレンジできますよ!

実際に、別荘で日本蜜蜂を飼育されている方もおられます。


次回は、気になる問題の、「日本蜜蜂を飼う時に必要なお金」について説明します。

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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

先日、直売所で日本蜜蜂のはちみつを販売してきました。

試食も用意して、多くの人にはちみつの味を試してもらいました。

濃厚でおいしいという感想を多数いただきました。

販売して思ったことに、まだまだ日本蜜蜂のことを知っている人は少ないということがまずあります。

しかし、ちゃんと説明すると、多くの人が一度試してみようと小さなお試しサイズを買ってくれました。

どんどんと日本蜜蜂が広がっていくとよいと思っています。

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2010年05月27日

日本蜜蜂の飼育を始めよう! 第四号 日本蜜蜂を飼うときに必要なお金

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今回は、日本蜜蜂を飼うときに必要なお金について説明します。

第四号のメニューはコチラです。

■日本蜜蜂を飼う時に必要なお金はどのくらい?
■編集後記

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■日本蜜蜂を飼う時に必要なお金はどのくらい?
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「ミツバチを飼うには、けっこうなお金がかかるらしい」

こんな話はよく聞きます。

日本蜜蜂の飼育に必要なお金は、いったいどのくらいなのでしょうか?

セイヨウミツバチは、群や巣箱、採蜜道具一式を、約20万円で購入できます。

熊谷養蜂株式会社では、最小限のセットで、13万円で売られています。
http://www.kumagayayoho.co.jp/kyh01.html

プロの養蜂家が飼育しているのは、ほぼすべてがセイヨウミツバチですが、趣味で飼っている人もセイヨウミツバチが多いので、お金がかかるという話をよく聞くのかもしれません。

しかし、日本蜜蜂は、ほとんどお金がかかりません。

極端な話をすると、気が付いたら天井裏に巣を作っていたり、お墓に巣を作っていたり、家においてある箱(巣箱ではなく、ただの箱)に巣を作っていたりすることがあります。

この場合は、お金はかかりません。

巣箱を作る場合でも、材料費は数千円です。ほとんどの人が巣箱を手作りしています。

はちみつを採る道具も、飼育群が少ない場合は、キッチンにある道具で済ませることができます。

日本蜜蜂は、多くの場合は巣を直接押しつぶして採蜜しますので、高価な遠心分離機を使う必要がありません。

このように、ほとんどお金はかかりません。

先週号でご紹介したように手間もかかりません。

手間もお金もかからないので、日本蜜蜂を趣味で飼う人が増えているのだと思います。

次週からは、日本蜜蜂の飼育に必要な準備について説明していきます。
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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

読者がついに100人を突破しました!現在125人です。うれしい限りです。

次回からは、具体的にはどのような準備をすべきかを書いていこうと思います。

捕獲に向けてがんばっていきましょう!

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