ミツバチの花粉媒介がもたらす経済効果は、アメリカでは蜂蜜のそれの50倍から100倍とされています。
つまり、ミツバチは農業や生態系に計り知れない貢献をしているのです。
ほかには、ニホンミツバチもオオスズメバチも人になれていたら攻撃してこないと書かれていて、深いなと思いました。
また、バドミントンでオオスズメバチを叩いて退治すると、反撃されて刺されることがあるそうです。気をつけてください。
以下は、出版を伝える記事の引用です。
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ニホンミツバチ復活の取り組みを出版
http://kyushu.yomiuri.co.jp/nature/animalia/wild/20090530-OYS8T00277.htm
佐世保市の元高校教師久志冨士男さん(73)が、五島列島などでほぼ絶滅したとされたニホンミツバチの復活に取り組んだ軌跡などをまとめた本を出版した。タイトルは「ニホンミツバチが日本の農業を救う」(高文研)で、ニホンミツバチの特性を紹介しつつ、花粉媒介用として利用することの必要性を訴えている。
久志さんは教員時代の1990年頃から、趣味でニホンミツバチの飼育や研究をしてきた。本では、ニホンミツバチが巣箱で体を寄せ合うため、体温が逃げにくく冬場に強いことや、自ら開発した養蜂に最適な重箱式巣箱の特徴などを紹介。2007年から、土地開発などでほぼ絶滅していた五島列島の宇久島(佐世保市宇久町)など4島に、同市から運んで復活させた過程や、苦労話をつづっている。
また、ここ数年、花粉媒介用のセイヨウミツバチが世界的に減少し、イチゴやメロンなどのハウス栽培農家が打撃を受けている点も指摘。久志さんは「日本の風土になじんでいるニホンミツバチを、花粉媒介用として利用する技術を確立するべき」と話している。
四六判で189ページ。1680円。
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