遠心分離機は、巣を壊さずにはちみつが取れるため、効率的です。
しかし、ニホンミツバチは、昔ながらの巣を壊して行う採蜜が一般的です。
日本蜜蜂のはちみつの採り方は、細かく分けると本当にたくさんの自己流の方法があります。
ここでは、私の父のはちみつの採り方を紹介します。これまでにも述べましたが、父は重箱式の巣箱を使っているため、採蜜も重箱式を中心に書いています。
まず基本中の基本ですが、はちみつが貯められている部分で、出来るだけ巣板に蓋掛けされた部分のみ採りましょう。
蓋が無い場所は蜂蜜が未完成ですので、糖度が低いです。また、幼虫が混じると滋養は増すようですが、味は悪くなります。
一連の流れを、動画で撮影して紹介していますのでご覧になってください。
巣箱をあけたときに、あまりはちみつが貯まっていないときは、巣の一部を切り離して採蜜することが可能です。