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2009年12月30日

ニホンミツバチの巣箱にはいろいろな種類があります。

日本蜜蜂の巣箱の種類は、大きく分けて丸洞、重箱式、巣枠式などがあります。

この3つでも、サイズや細部の構造は個人によってバラバラです。

私の父も、巣箱の細かい部分は、オリジナルです。ここでは主に、巣箱の主な種類と、私の父の巣箱について紹介します。


○丸洞型巣箱

丸洞は、丸太をくり抜いた巣箱です。自然の風景とマッチする素敵な巣箱。人工的な感じがしないため日本ミツバチのイメージにぴったりです。

丸洞巣箱 ニホンミツバチ 日本蜜蜂



○重箱式巣箱

重箱式の巣箱は、ニホンミツバチの飼育では、もっともメジャーな巣箱です。重箱の弁当箱のように、同じ大きさの箱が積み重なってできています。


○巣枠式巣箱
セイヨウミツバチで使われるのと同じ巣枠式の巣箱は、中の様子が確認しやすいのが特徴です。女王蜂の活動の様子や、働き蜂の羽化の瞬間を見ることも簡単にできます。


○開放巣
実は、巣箱なしでミツバチを飼うこともできます。自然界には開放空間に巣を作る群もいるため、決して不可能ではありませんが、難易度は高めです。実家で1群だけ開放巣の群がいました。蜜蜂の活動が丸見えで、とても楽しい巣です。


巣箱の種類については、次のサイトで詳しく紹介されています。

日本蜜蜂の飼育
http://whiteapples.ath.cx/html/subako.html
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2009年12月31日

丸洞巣箱の作り方

丸洞のメリットとして、見た目がよいことがあります。

また、丸太が手に入る方なら低コストで巣箱を作れます。

丸洞式巣箱は道具さえあれば作るのは簡単です。丸洞の作り方を紹介した動画がありました。チェーンソーを使ってくり抜いています。

Youtube 日本ミツバチの巣を杉の丸太を利用してつくってみた




鉄腕ダッシュのDASH村でも丸洞を使っています。
DASH村 ニホンミツバチ
http://www.ntv.co.jp/dash/village/04_satoyama/01_satoyama/01_animal/photo/insect/02_nihonmitsubachi/01/index_zukan.html


DASH村は、最近では、丸洞の中に巣枠を入れた巣箱を使用しているようですね。2009年秋には、遠心分離機を使った採蜜が紹介されていました。

丸洞巣箱の欠点は、蜜を採る作業が大変なことや巣箱の規格化が難しいことです。

数群程度を飼うくらいなら良いかもしれませんが、たくさんの群の管理には向きません。

生産性なら、重箱式や巣枠式などの巣箱の方が優れています。
posted by mituro36 at 16:43| Comment(0) | 日本蜜蜂の巣箱の作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

開放巣の作り方

実は、巣箱なしでミツバチを飼うこともできます。

ニホンミツバチの開放巣

自然界には開放空間に巣を作る群もいるため、決して不可能ではありませんが、逃亡しやすいので難易度は高めです。

実家で1群だけ開放巣の群がいました。蜜蜂の活動が丸見えで、とても楽しい巣です。

女王蜂の様子も観察することができます。動画を撮影しましたのでご覧になってください。







 作り方は簡単です。分蜂群を捕獲してから、まだ巣の小さいうちに、巣箱の天井板を外すと、天井板に巣がくっついて出てきます。

その天井板を別の部分に固定すればできあがりです。
 
開放巣を作る所は、小屋のように風雨をさえぎる事ができる場所がよいでしょう。

開放巣は逃亡する可能性が高いので、群の数に余裕がでればチャレンジしてみてください。
posted by mituro36 at 17:10| Comment(0) | 日本蜜蜂の巣箱の作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本蜜蜂の巣箱の作り方を紹介しているwebサイト

ニホンミツバチの巣箱の作り方を紹介しているサイトです。

いろいろ参考にしてみてください。

作り方は本やインターネットの情報を頼りにすると便利です。

・日本蜜蜂の巣箱 覗いて見ませんか
http://www.h6.dion.ne.jp/~kansatu/index.html
重箱式巣箱の作り方が書いてあります。しっかりと説明されています。


・日本蜜蜂の飼育
http://whiteapples.ath.cx/html/subako2.html

・自作の蜜蜂の巣箱
http://to.totomo.net/1005004003.html

・日本蜜蜂(ニホンミツバチ)重箱式巣箱の作り方〜日本蜜蜂(ニホンミツバチ)の飼育とポリネーション(花粉交配)への利用
http://homepage3.nifty.com/ohtakefarm/nihon38_2.html

・重箱式丸洞の製作、飼育に挑戦
http://mitubatimonogatari.jp/contents2.html
↑紙性の巣箱です。実用性はなぞ…

・日本ミツバチの巣を杉の丸太を利用してつくってみた



自薦、他薦は問いませんので、ニホンミツバチの巣箱の作り方についてほかにもよいサイトがあればコメントお願いします。
posted by mituro36 at 17:21| Comment(0) | 日本蜜蜂の巣箱の作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

日本蜜蜂(ニホンミツバチ)の重箱式巣箱の紹介

私の実家で使用している重箱式巣箱を紹介します。

下の動画は、ニホンミツバチの巣箱の作り方の動画ではありません。

重箱式巣箱の構造について解説しています。作り方の参考にしてください。




動画の巣箱は、私の父のオリジナル重箱式巣箱です。

ヤフオクで販売しています。1円スタートで不定期での出品となります。

購入はこちらから


父は、これまで数百群の日本蜜蜂を飼育し、巣箱を改良し続けてきました。

その巣箱は、著名な先生にも認められ、研究機関でも使用していただいております。



○研究機関に認められた巣箱です。

私の父は、趣味でニホンミツバチの養蜂を行っています。

巣箱はもちろん手作りしており、なんと研究機関にも提供しています。

日本蜜蜂の研究者の先生が、私の実家を訪れ巣箱をご覧になったところ

「とてもしっかりしたよい巣箱だ。ぜひ使わせてほしい」

とおっしゃったことがきっかけです。

巣箱の提供は、それまで断り続けていたのですが、たくさんの巣箱を見てきた先生に認められたということで、特別に提供させていただいています。



○これまで、数百群を飼育してきた父のノウハウが詰まっています

さて、研究者にも認められたこの巣箱は具体的に何がすごいのでしょうか?

私の父は、本業をもっており、なかなか飼育に時間を割けません。

また、たくさんの巣箱が、自宅から離れた場所に点在するため、ほとんど世話をせずに飼育できる巣箱が必要です。

そこで父は、なるべく少ない手間で飼育や採蜜ができるように巣箱の改良を続けてきました。

そのため、逃亡することも、冬に凍死してしまうことも他の巣箱よりも少ないと思います。

採蜜も簡単に行うことができます。働き蜂が死なないように、工夫して作られています。(採蜜については動画を用意しています。ページ下をご覧下さい)



○5つの特徴

1つ目は、高い断熱性です。

巣箱は、他の多くの方と同様に杉板を使用して作っています。

しかし、その板厚は厚く、他の人が作っている巣箱と比べると、約2倍の33mmです。

また、板の切断も、正確に行っています。


このような理由から、保温性が高いため、30cmの雪が積もることも珍しくない地域でも多くの群が給餌(砂糖水の投与)なしで冬を越しています。



2つ目は、内部の点検が簡単に行えることです。

一番下の底板は、手前に引くことで簡単に取り外すことができます。

底板がなければ、下から巣の様子が丸見えです。

デジカメを上に向けてフラッシュ撮影すれば、下のような写真が撮れます。

img031.jpg

パソコンの大きな画面でじっくり確認すれば、巣の成長や蜂の様子を確かめることができます。


3つ目は、優れた耐久性です。

屋根がついており、雨による腐食を抑えます。

また、鉄製の台にのせているため、巣箱を地面が直接接触しません。

こうすることで、腐食を抑えています。

また、板が他の人の2倍の厚さですので、丈夫で傷みにくく、長い間使うことができます。


4つ目は、巣落ちしにくいことです。

巣落ちというのは、文字通り巣が落ちてしまうことです。

夏になると、日本蜜蜂の掲示板では多くの人が巣落ちしたという書き込みをしています。

しかし、この巣箱ではほとんど巣落ちしたことがありません。

巣箱が小さいので、巣を支えやすいのです。

巣箱が大きいと、採蜜のときに一度にたくさん巣を採ってしまい、巣落ちの原因となります。

この巣箱は小さいので、通常は1箱、余裕があれば2箱というように、蜂蜜の貯まり具合に応じて柔軟に対応することができます。


5つめは、採蜜しやすいことです。

採蜜がしやすいように、重箱のフタの部分にも工夫が施されています。

そのため、30分程度で、ほとんど働き蜂を殺すことなく採蜜することができます。


重箱とフタの板の間に、下の写真のような格子状の板が取り付けられています。

↓格子状の板
PIC_0462_800.jpg

このような板が取り付けられている巣箱は、あまりありません。

しかし、これがないと、採蜜が非常に行いにくくなり、働き蜂もたくさん殺してしまいます。

なくてはならないものです。


フタの板は、2本の木ネジで取り付けられており、簡単にはずすことができます。

↓フタの板を外した様子
08_800.jpg

フタをはずすと、格子状の板の隙間から、はちみつがどのくらい貯まっているかを確認できます。

また、隙間から息を吹きかけて働き蜂も避難させることができます。

このため、はちみつが貯まっていないのに無理に採蜜してしまったり、働き蜂をたくさん殺してしまったりする失敗が起こり難くなっています。

また、フタと重箱がくっついてしまわないように、フタの裏には金網が施されています。

↓フタの板の裏側
PIC_0459_800.jpg


フタの板の裏に金網を張る作業や、格子状の板を作る作業は大変面倒なものです。

機能性を重視して、細部まで丁寧に製作しています。


○重箱の寸法
重箱の外形  275×275×150mm
重箱の内径  210×210×150mm
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2010年09月15日

日本蜜蜂(ニホンミツバチ)重箱式巣箱の作り方の動画を公開。

日本蜜蜂(ニホンミツバチ)の重箱式巣箱の作り方を解説した動画を公開しました。

スライドノコやボール盤などの機械を使用しており、まねできない部分もあるとは思いますが、参考にしていただけるとうれしいです。

寸法なども記載しています。

これから日本蜜蜂(ニホンミツバチ)を飼育しようと思っている方は、巣箱の作り方の参考にしてください。

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2010年12月15日

枠の組立【日本蜜蜂の重箱式巣箱の作り方】



日本蜜蜂の重箱式巣箱の作り方の一部です。

板を組み合わせ、重箱式巣箱の枠を作ります。

電動ドライバーで木ネジを締めて固定しています。

板の向きなども動画の中で解説しています。
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巣落ち防止棒の取り付け【日本蜜蜂の重箱式巣箱の作り方】



日本蜜蜂の重箱式巣箱の作り方の一部です。組立が完了した重箱式巣箱にに巣落ち防止棒を取り付けます-。

針金は直径2.6mmです。
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2011年06月16日

スノコ板の作り方【ニホンミツバチの巣箱の作り方】

ニホンミツバチの日本蜜蜂の巣箱のスノコ板の作り方を説明します。



板幅:30mm
板幅は材料などの関係から、25〜40mm程度の板を使っています。だいたいの寸法でよいのですが細いと、枚数が多くなって組み立てが面倒になります。

板の間隔:6mm
ミツバチが自由に天井裏に移動できることが条件です。6mmより少し狭くても通過できるのですが、組立の精度も考えてこのくらいにしています。少々広くても問題ありません。

縦向きの板の位置:適当
この板は板を固定しているだけですので、場所はおおまかで結構です。

板厚:5mm程度
天井裏が広くなりすぎると、そこに巣を作ってしまう可能性があります。また、天井板も高くなり、不格好になります。ニホンミツバチが自由に移動できる高さ以上にする必要はありません。
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天井板の作り方【日本蜜蜂の重箱式巣箱の作り方】

日本蜜蜂の重箱式巣箱の天井板の作り方を紹介します。

次の動画をご覧になってください。




金網は、板にニホンミツバチが巣をつけないようにするためのものです。

短い木ネジで取り付けます。




posted by mituro36 at 23:38| Comment(0) | 日本蜜蜂の巣箱の作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする